内定至上主義ってどう思います?
内定至上主義ってみなさんどう思いますか?
新卒採用における企業のKPIは内定承諾者数。
学生は内定を獲得することが目的。
採用ならびに育成は長期スパンで見ないと本当の意味での定量的成果、
つまり入社した新卒社員がどれほど社内で活躍するかはわかりませんし、
KPIは内定承諾者数になるのはどこの企業さんでも同じかと思います。
KPIが内定承諾者数になることで、学生には提供されない情報が無数にあるような気がします。福利厚生や残業、給料なんかはその最たる例でしょう。
学生はというと、キャリアを就職活動開始のタイミングで考え始め、
就活失敗は負け組だという恐怖や不安と戦いながら、
内定をゴールにがんばります。
「とりあえず」内定がほしい状態です。
私はこの内定至上主義に非常に違和感を覚えています。
両者が内定にゴールを持つことで発生しているミスマッチは計り知れないのではないでしょうか。
「だれでもいいから彼女を作りたい」っていますか?って話です。
好みは人それぞれだと思いますが、それぞれがその判断の基準を持っていて、
その中に譲れないものがあるはずです。
いまの就職活動の内定至上主義は基準すら考えない、
基準を満たしているかその判断材料すらない状態を生み出しています。
もう少し長いスパンで”人”と”キャリア”に向き合う仕組みを何か作れないか。
日々乏しい脳みそを絞り、考えています。
ご意見やヒントがあればいただけると幸いです。